お互いの立場や人権に配慮し精神科医療の質の向上を目指し、患者さんが安心して治療に臨み薬を服用できるように薬剤師の知識と技術を発揮し業務にあたっています。
1度に何種類かの錠剤を服用する場合などには、それらをまとめて1袋にして薬の飲み間違いが無くなるよう工夫しています。
また、この袋=分包紙には、患者名、服用時期、服用日、薬剤名が印字できるようになっており、患者さんごとの要望にも応えております。
精神科の病気には、比較的治療期間が長い場合が多くあり、コミュニケーションも取りやすく、患者さんの薬に対する希望を聞いたり、副作用の早期発見であったり、より安全で良質な薬剤管理に努めています。
また、入院患者さんについては、週1回各病棟へ朝の看護師申し送りに参加し状況把握に努め、必要であれば服薬指導を行なっています。
患者さんの社会生活機能の回復のために、作業療法やデイケア、社会生活技能訓練にも参加し精神療法にも加わっています。